この記事は2018年11月に書いたものです…。

***********

映画「ボヘミアン・ラプソディ」観てきました!
みなさんもぜひ劇場で鑑賞してください。




ウェンブリーでのライブ・エイドのクイーンのステージの再現には僕も涙ボロボロでした(*_*)。

ネタバレをしてはいけないのですが1点だけ。映画のまさに始まるときに映画配給会社さんのロゴが出る背景にファンファーレが流れますよね。
これがクイーンのサウンドになっていたのではないかと思います。ブライアンのギターオーケストレーションとコーラスが…。

これから観る方はぜひ耳を澄ませて聴いてみてください。


Writer(s):MERCURY, FREDDIE
Lyrics © EMI Music Publishing

Released in 1976
US Billboard Hot100#13
From The Album“A Night At The Races”

71DG0qA2EnL._SY450_

*原詞の引用は太字

Can anybody find me somebody to love

僕の愛せる人はどこかにいないかい?

each morning I get up I die a little
Can barely stand on my feet
Take a look in the mirror and cry
(Take a look at yourself and cry)
Lord what you're doing to me

毎朝起きてもちょっとやる気が起きないんだ
ようやく自分の足で立ってる状態だよ
鏡を見ては悲しくなるんだ
(自分自身を見てごらん そして泣きなさい)
神様 僕に何をしようとしてるの?

I have spent all my years in believing you
But I just can't get no relief, Lord!
Somebody  somebody
Can anybody find me somebody to love ?

神様を信じて何年も費やしてきた
でも何の助けももらえてないんだ 神様!
誰か 誰か
誰か僕の愛せる人を探してよ

I work hard (he works hard)
every day of my life
I work till I ache in my bones
At the end
(at the end of the day)
I take home my hard earned pay
all on my own

一生懸命働いた(うん彼はよく働いた)
毎日毎日くる日もくる日も
骨のずいが痛くなるまで働いてるんだ
そして最後に
(一日の最後には)
自分の力で稼いだお金を持って帰るのさ

I get down (down) on my knees (knees)
And I start to pray
Till the tears run down from my eyes
Lord somebody (somebody), ooh somebody
(Please) Can anybody find me somebody to love ?

僕はひざまずき 祈りを捧げ始める
涙が僕の両目からこぼれ落ちてくるまで
ああ誰か 誰かいないのか
僕が愛を捧げられる相手はいないのか?

(He works hard)
Everyday (everyday)
- I try and I try and I try
But everybody wants to put me down
They say I'm going crazy
They say I got a lot of water in my brain
Ah, got no common sense
I got nobody left to believe in
Yeah yeah yeah yeah

(彼はよく働いた)
 毎日 (毎日)
何度もトライして傷ついても負けずに
でも誰もが僕を押さえつけようとする
僕はおかしくなってるって言うんだ
頭の中は脳みそじゃなく水が入ってるって
常識も持っていないんだって
もう誰も信じられなくなっちゃったよ

Oh Lord
Ooh somebody - ooh somebody
Can anybody find me somebody to love ?
(Can anybody find me someone to love)

ああ 神様
誰か 誰かいないか
僕が愛せる人 探してくれないか?
(僕の愛せる人はどこかにいないのか?)

Got no feel, I got no rhythm
I just keep losing my beat
(You just keep losing and losing)
I'm OK, I'm alright
 (he's alright - he's alright)
I ain't gonna face no defeat
I just gotta get out of this prison cell
One day (someday) I'm gonna be free, Lord!

何も感じない 調子も狂っちゃったよ
心がドキドキすることもなくなりつつあるんだ
(どんどんなくなりつつある)
でも大丈夫 なんとかするよ
(彼は大丈夫 きっと大丈夫)
僕には敗北はないのさ
この監獄みたいな毎日から抜け出して
いつか自由を手に入れてみせる 
神様!

Find me somebody to love
Find me somebody to love
Find me somebody to love

誰か愛せる人を探してよ

Somebody find me somebody to love
Can anybody find me somebody to love ?

愛せる人がほしいんだ
僕の愛を捧げる人がどこかにいないかな?

日本語訳 by 音時


51Ps6f-1-RL._SY450_


「オペラ座の夜」のあと、Queenはどんな作品を出すのだろう?って日本中のファンが思っていたことと思う。そんななか「Queenの新曲!」のビデオがテレビで流された。(僕の記憶では夕方にやっていた「ぎんざNOW!」の「ポップティーン・ポップス」だと思う)

 “これってロックじゃないよなぁ”と思ったけど、それでも「愛にすべてを」というタイトルのQueenの新曲が見られたことに興奮。そして数日後、アルバム「華麗なるレース」の発売日。レコード屋さんに学校が終わると直行。それまでにジャケットは見たことなかったが、初めて見たとき、「かっこいー!」。もうワクワク感が言葉になりません。クイーンのセカンドはご存じの通り「ホワイト・クイーン」(ブライアン作)がA面、「ブラック・クイーン」(フレディ作)がB面。その「天使」と「悪魔」の対照がガツンときました。そっそれが…「オペラ座の夜」の「白」に対して、対照的な「華麗なるレース」の「黒」いジャケット。家に帰ってすぐに聴いた。「晩ご飯よ」と母親が呼ぶまで何度も何度も…。

 「オペラ座の夜」をさらにPOPにした感じのアルバムでした。イントロダクションのあと「Tie Your Mother Down」のイントロのギター!。A面はブライアン作の「ロング・アウェイ」、ジョン作の「ユー・アンド・アイ」が、「オペラ座の夜」の「'39」と「マイ・ベスト・フレンド」っぽくて好み。B面は「愛にすべてを」は別格として、ロジャー作の「さまよい」からラストの「手をとりあって」が◎!なんといっても「手をとりあって」日本のファンのために日本語で歌ってくれるじゃないですか!いやー、よく聴いた聴いた。

 クイーンのファースト、セカンド、・・・と「オペラ座の夜」までずっと感じてた「天使」「神と悪魔」や「神々しさ」感はかけらもなくなってしまったのでデビューからのファンが離れる原因になったが、僕にとっては「発売前」から、そして「発売日」の出来事も覚えていて、Queenがさらに身近に感じた1枚になりました。

 それにしても「愛せる人がほしい」と神への祈りを歌うこの曲は「ゴスペル」ですよね。フレディの独断場という感じの詩だけど、他のメンバーもコーラスなどよくつとめてくれたと思うよ。Queenって個々の音楽への志向は違ってても、グループとして作品を共同作品に作りあげるところもすごいなあと思います。

◆ライブでの「Somebody To Love」。クイーンのライブでは定番曲でしたね。




◆フレディ・トリビュート。ジョージ・マイケル(これも今となっては涙…)が歌います。バックの演奏はブライアンとジョン、ロジャー!



(この記事は以下を参考にしました)
・Wikipedia A Day At The Races