イントロなしで始まるこの曲、ビートルズにとって記録ずくめの一曲になりました。



◆予約枚数だけで英国では100万枚、米国では210万枚、1964年3月20日に発売され2週間で全米No1になりました。(予約枚数でギネス記録になっています。NO1最速記録は1995年9月にマイケル」「You Are Not Alone」が初登場で全米1位になり記録が破られました)

英国では4週連続No1、米国では5週連続No1。ビートルズとして「抱きしめたい」「シー・ラヴズ・ユー」と3曲続いて14週間No1に。英米で同時にチャートで1位になった曲ということでも初めての記録です。
そしてなんといっても4月4日付け全米チャートでは1位から5位までビートルズの曲が独占!

1位:Can't Buy Me Love
2位:Twist And Shout
3位:She Loves You
4位:I Want To Hold Your Hand
5位:Please Please Me

(ホット100の中にも、ビートルズ曲が12曲!)


◆“Can't Buy Me Love”の文の構造を理解したいという方はこちらのページ。
タイトル英語」を御覧ください。


(Lennon / McCartney)

Released in 1964
US Billboard Hot100#1
From The Album"A Hard Day's Night"

CBML


*原詞の引用は太字

Can't buy me love, love
Can't buy me love


お金じゃ愛は買えないよ
お金なんかじゃね

I'll buy you a diamond ring my friend
If it makes you feel all right
I'll get you anything my friend
If it makes you feel all right
'Cause I don't care too much for money
For money can't buy me love


きみにダイヤの指輪を買ってあげる
それで気分がいいのなら
何だって手に入れてあげるさ
それで気が済むのなら
僕がお金なんて全然気にしてないからね
だってお金じゃ愛は買えないのさ

I'll give you all I've got to give
If you say you love me too
I may not have a lot to give
But what I've got I'll give to you
I don't care too much for money
For money can't buy me love


僕が持ってるものならあげるよ
きみも愛してるって言ってくれるなら
あげるものはそんなにないかもしれないけど
持ってるものはきみにあげるよ
お金なんてどうだっていいのさ
だってお金じゃ愛は買えないんだよ

Can't buy me love
Everybody tells me so
Can't buy me love
No no no, no

金じゃ愛は買えない
みんなそう言うよ
金じゃ愛は買えないんだ
ぜったいに無理なのさ

Say you don't need no diamond rings
And I'll be satisfied
Tell me that you want the kind of things
That money just can't buy
I don't care too much for money
For money can't buy me love


ダイヤの指輪なんていらないって言ってよ
それで僕は満たされるから
アタシが欲しいのは太字
お金じゃ買えないものなのって言ってよ
僕はお金なんてどうでもいいんだ

Can't buy me love love
Can't buy me love
No no no, no


金じゃ愛は買えない
金じゃ愛は買えないんだ...


日本語訳 by 音時


MI0003837991

◆"Can't Buy Me Love"は当初は、出だしの度肝抜き!?やギターのソロまで、ここまで洗練された感じではありませんでした。下にある「Take2」などを聴いてみると、出だしもシャキっとしてませんし、コーラスも普通だし、ギターはちょっとブルージーな感じ。それでもジョージ・マーティンの「イントロの部分、即座に耳に引きつける工夫が要る」とのアイデアでコーラスから入ることをはっきりさせてレコーディング。テイク4で完成したそうです。

↓↓↓↓↓ こちら「Take2」です。




◆映画「A Hard Day's Night」では、メンバーがリハーサルが終わり、自由を求めて外に飛び出すシーン。重い扉を開けたとたんに広がる空。4人は非常階段を駆け下りていく。そこで「Can't Buy Me Love」が流れます。
 映画監督のリチャード・レスターの解説によると、
「そこで彼らは解放されるんだ。その解放感を視覚的に見せる必要があったのさ。突然、映画は広々とした感じになる。それが"Can't Buy Me Love"のポイントだった」

↓↓↓↓↓ これかな?




(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Can't Buy Me Love
・「この日のビートルズ」朝日新聞出版