しわがれ声のジョー・コッカーと、優等生っぽい(?)声のジェニファー・ウォーンズ。
正反対の声の二人が歌う…これが名曲になりました。
ご存じのようにこの曲はリチャード・ギア主演の1982年の映画「愛と青春の旅だち(An Officer and a Gentleman)」の主題歌です。
僕は実は映画は観てないのですが、原題タイトルが「ある士官とある紳士」となっているように海軍士官養成学校に入る主人公(リチャード・ギア)が厳しい教練に立ち向かいながら成長していく物語なんですね。(恋愛はテイストとして入るが、決して恋愛映画ではない)
正反対の声の二人が歌う…これが名曲になりました。
ご存じのようにこの曲はリチャード・ギア主演の1982年の映画「愛と青春の旅だち(An Officer and a Gentleman)」の主題歌です。
僕は実は映画は観てないのですが、原題タイトルが「ある士官とある紳士」となっているように海軍士官養成学校に入る主人公(リチャード・ギア)が厳しい教練に立ち向かいながら成長していく物語なんですね。(恋愛はテイストとして入るが、決して恋愛映画ではない)
◆"Up Where We Belong"ですが、しわがれ声のジョー・コッカーと、「星影の散歩道(Right Time Of The Night)」のヒットのある、優等生っぽい声!?のジェニファー・ウォーンズのDuetsですから、びっくりしましたね。まったく声が正反対の2人がなぜ?って僕も思いました。実はこの2人、この曲をレコーディングするまでは会ったことなかったそうです。 エッ(゚Д゚)ノ
映画の仕上げの段階に入って、監督がもう1曲映画のラストに流す曲を作りたいと思ったことから、作詞家のウィル・ジェニングスがこの映画の音楽を担当したジャック・ニッツェと共作をしました。(ちなみにWillの他の作品は…Tears In Heaven By Eric Clapton、Higher Love By Steve Winwood、My Heart Will Goes On by Celine Dionなどあります!)
映画監督とジェニファーのマネージャーが友人だったらしく、この歌の歌手としてジェニファーに決まりかけたとき、「ジェニファーの声は甘すぎる」と言うことから、正反対(?)のジョー・コッカーに白羽の矢が立ち、北西太平洋ツアー中のジョー・コッカーを急遽呼び寄せ、1日でレコーディングを行ったそうです。
なかなか面白いエピソードですね!
Writer(s): Buffy Sainte-Marie, Jack Nitzsche, Will Jennings
lyrics c Sony/ATV Music Publishing LLC
Released in 1982
US Billboard Hot100#1(3)
From The Album
“An Officer and Gentleman Soundtrack”
US Billboard Hot100#1(3)
From The Album
“An Officer and Gentleman Soundtrack”
Who knows what tomorrow brings
In a world, few hearts survive
明日に何があるかなんてわからない
この世界では 生きのびる愛はわずかだけ
この世界では 生きのびる愛はわずかだけ
All I know is the way i feel
When it's real, I keep it alive
When it's real, I keep it alive
僕がわかるのは この気持ちだけ
本物の気持なら それを大切にしたい
本物の気持なら それを大切にしたい
The road is long,
there are mountains in our way
But we climb a step every day
there are mountains in our way
But we climb a step every day
道は…果てしない
山々も僕らの前にそびえたつ
でも僕らは毎日一歩ずつ登っていこう
山々も僕らの前にそびえたつ
でも僕らは毎日一歩ずつ登っていこう
Love lift us up where we belong,
where the eagles cry
On a mountain high
where the eagles cry
On a mountain high
Love lift us up where we belong,
far from the world
We know, up where the clear wind blow
far from the world
We know, up where the clear wind blow
愛が僕らの世界へ連れて行く
鷲の鳴き声のする
山が高くそびえたつところまで
鷲の鳴き声のする
山が高くそびえたつところまで
愛が私たちの世界へ連れて行く
この世界から遥か遠く離れた
澄んだ風が吹くところまで
この世界から遥か遠く離れた
澄んだ風が吹くところまで
Some hang on to used to be
Live their lives, looking behind
かつての姿にすがる人もいる
後ろを振り返って生きている人々も
後ろを振り返って生きている人々も
All we have is here and now
All our life, out there to find
All our life, out there to find
私たちにあるのはこの場所と今
私たちの人生も今ここで見つかるの
私たちの人生も今ここで見つかるの
The road is long,
there are mountains in our way,
But we climb them a step ev'ry day
there are mountains in our way,
But we climb them a step ev'ry day
道は…果てしなく続く
山々も僕らの前にそびえたつ
でも僕らは毎日一歩ずつ登るんだ
山々も僕らの前にそびえたつ
でも僕らは毎日一歩ずつ登るんだ
Love lift us up where we belong,
where the eagles cry
On a mountain high
Love lift us up where we belong,
far from the world
We know, up where the clear winds blow
Time goes by,
no time to cry,
life's you and I
A live today
no time to cry,
life's you and I
A live today
時は過ぎて行く
嘆いてる時間はない
きみと僕
生きていくんだ 今日も
Love lift us up where we belong,
where the eagles cry
On a mountain high
Love lift us up where we belong,
far from the wolrd
We know, where the clear winds blow
far from the wolrd
We know, where the clear winds blow
愛が僕らの世界へ連れて行く
鷲の鳴き声のする
山が高くそびえたつところまで
愛が私たちの世界へ連れて行く
この世界から遥か遠く離れた
澄んだ風が吹くところまで…
鷲の鳴き声のする
山が高くそびえたつところまで
愛が私たちの世界へ連れて行く
この世界から遥か遠く離れた
澄んだ風が吹くところまで…
日本語訳 by 音時
◆この曲がヒットしていた頃のビルボードチャートを見てみましょう。
1982年に3週間No1になりました(1982.Nov.6 Billboard Hot100 Top5)
1.Up Where We Belong(Joe Cocker & Jennifer Warnes)
2.Who Can It Be Now?(Men At Work)
3.Heart Attack(Olivia Newton John)
4.I Keep Forgettin’(Michael McDonald)
5.Jack and Diane (John Couger)
2.Who Can It Be Now?(Men At Work)
3.Heart Attack(Olivia Newton John)
4.I Keep Forgettin’(Michael McDonald)
5.Jack and Diane (John Couger)
◆映画「愛と青春の旅立ち」のシーンをバックに。
(この記事は以下を参考にしました)
ビルボードナンバー1ヒット1971-1985(下)音楽之友社
ウィキペディア 愛と青春の旅だち
Wikipedia Up Where We Belong
Amazon.co.jp An Officer and Gentleman Soundtrack
コメント
コメント一覧 (7)
まぁ晩年近くは、むさ苦しいけどそれなりにスマートなおじさんでした。笑
ジョー・コッカーの名前を意識したのは「あの娘のレター」を聴いてから。
レオン・ラッセル等とのLIVE盤「マッド・ドックス&イングリッシュメン」(1970)の1曲。
同作からは、他に「クライ・ミー・ア・リヴァー」「デルタ・レディ」などがヒット。
結果、ジョー・コッカーとレオン・ラッセルの名は、誰もが知るようになった。
急造で作りあげたLIVEだが、得てしてそうした作為のない方がうまく魅力を伝えられる。(でもドラマーが3人 笑)
「あの娘のレター」は、ボックス・トップスのヒット曲だがうまく編曲している。
さすがレオン・ラッセル。
当時は日本のラジオでも、けっこうなローテーションで紹介したので、多くのリスナーが彼らの曲を知ることになった。
だからでもないが、私にとってはジョー・コッカー=暑苦しい男である。笑
(PS)でもスタジオなどで歌ってる二人の姿のビデオがいくつかありますが、デュエットだと二人目を合わせて微笑を交わす場面などが通常はありますが、そういうのないですね(^▽^;)
この曲がTop40に初登場した時、ジョー・コッカーといえば"You Are So Beautiful"のシャウトソング、ジェニファー・ウォーンズといえば"Right Time Of The Night"の優しい甘い歌声でしたので、この二人のデュエットが成立するっていうことにとっても驚きました。でも慣れてくるとやけにしっくりきますね。
ジョー・コッカーについては、1990年に"When The Night Comes"という彼にぴったりな曲で再びTop40に入ってきたがまたうれしかったです。
お友達として交際スタート、初めて行ったデートで観た映画が、「愛と青春の旅立ち」。当時ETブームでした・・・何故この映画を選んだのか記憶がない。
その時は初デートで緊張していたのか、あまり映画の内容が頭に入りませんでした。
その彼女とは高校進学で別の道に進み、そのままThe END。
今頃、どうしているのかなあ。
ジョー・コッカーってアル中みたいな感じで唄いますよね。初めて見たときは少し衝撃受けました。
映画 リチャードギアがかっこよかったぁ
「フラシュダンス」と2本立てで上映してて 朝から夕方まで2回ずつ見た思い出があります(今は有り得ない)
二人が歌っているのを見て 先生と 怒られている男子生徒みたい
声も両極端だから 引き立てあうのですね