ラジオから流れてくるこの曲の優しい歌声とメロディは心を癒してくれました。
◆「めぐり逢う夜」と邦題の付いたこの曲「Sharing The Night Together」。いまの時代「シェア」って言葉はもうおなじみかと思うのですが、この1979年にはまだ一般的じゃなかったと思います。僕は辞書を引く前はこの邦題から「Share」って「めぐり逢う」って意味かと思ってましたが「分け合う」ってことでしたね。
「一緒に夜を過ごさないか?」って日本語でいうとちょっと下心あるんじゃないの~?って思われそうですが、「素敵な夜を君と分け合わないかい?」って言われると、「それもいいな」って思いませんか?思わないか…(-_-;)。
You're looking kinda lonely girl とか I'm feeling kinda lonely too とか"kinda"が入っているところが、"まあ淋しそうっていえばそんなカンジで…""どっちかとえば淋しいカンジの"など、"カンジ"って断定はせずにあくまでもフィーリングってところが、控えめ・口下手だけど勇気を出してお誘いしてみたってカンジがします…!
◆この曲はオリジナルではなくアメリカのシンガーソングライター Ava Aldridgeという人の作品。ルブラン&カーの"レニー・ルブラン"の1976年のソロアルバムで歌われた曲のようですね。
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(Ava Aldridge & Eddie Struzick)
:原詞は太字
You're looking kinda lonely girl
would you like someone new to talk to,
ah yeah alright
I'm feeling kinda lonely too
if you don't mind
can I sit down here beside you
ah yeah alright
きみは孤独なカンジの女の子に見えるよ
誰か新しい話し相手が欲しくない?
ah yeah alright
僕も淋しかったりそんなカンジなんだ
よかったらきみの隣に座ってもいい?
ah yeah alright
If I seem to come on too strong
I hope that you will understand
I say these things 'cause I'd like to know
if you're as lonely as I am
and if you mind
I hope that you will understand
I say these things 'cause I'd like to know
if you're as lonely as I am
and if you mind
出過ぎた感じだったらごめんね
きみにわかってほしくてさ
僕がこんな風に言うのはね
きみを知りたいからなのさ
きみが僕と同じように淋しい気持ちなら
どうだい?
Sharing the night together, oh yeah
Sharing the night together, oh yeah,
sharing the night.
夜を一緒に過ごさないかい oh yeah
素敵な夜を分け合わないかい oh yeah
僕と一緒に
We could bring in the morning girl
if you want to go that far
and if tomorrow find us together
right here the way we are
would you mind
きみが一緒にいたいって望むなら
僕らは朝まで一緒に過ごせるよ ねえ
そして明日が僕たちが一緒にいるのを
そこに見つけてくれるかもしれないよ
だから…どうかな?
Sharing the night together, oh yeah
Sharing the night together, oh yeah,
sharing the night.
夜を僕と一緒に過ごさないかい? oh yeah
素敵な夜を分け合わないかい? oh yeah
僕と一緒に
Would you like to dance with me and hold me
you know I want to be holding you
ah yeah alright
'cause I like feeling like I do
and I see in your eyes
that you're like it and I'm like it too,
ah yeah alright
僕とダンスをしないかい?
そして抱きしめてくれないか?
僕もきみを抱きしめたいんだよ
ah yeah alright
僕はこんな風に感じるのが好きなんだ
君の瞳を見ていると
きみもそうなんじゃないかって思うんだ
だって僕もそうなんだから
ah yeah alright
like to get to know you better
is there a place where we can go
where we can be alone together
and turn the lights down low
And start sharing the night ...together
is there a place where we can go
where we can be alone together
and turn the lights down low
And start sharing the night ...together
きみのことをもっと知りたいよ
どこか行ける場所がないかな
僕たち二人きりになれる場所が
そしたら灯りを暗くして
そして始めようよ 夜を一緒に…
Sharing the night together, oh yeah
Sharing the night together, oh yeah,
sharing the night.
夜を僕と一緒に過ごさないかい? oh yeah
素敵な夜を二人で作ろうよ? oh yeah
僕と一緒に…
(Words and Idioms)
be too strong=度を越える
that far=そこ迄
日本語訳 by 音時
デニスは今でも現役でライヴなど頑張ってる!(相変わらずのひげづら)日本にも来てくれないかな。小さい会場で聴きたいな。
レニー・ルブラン「Sharing The Night Together」。悪くないけど、この曲はやっぱデニスがねちっこく優しく歌ってほしいな。
コメント
コメント一覧 (10)
Dr.Hookは特別好きなわけでは、ありませんでしたが、みなさんが、仰る ほんわか・まったり感満載の佳作ですよね。
大学生時代、友達が自宅に泊まり来て、夜遅くなったのでこの曲を音量極力下げてBGMにして寝ようとしたら
横にいた友人に「消すよ!」
と言われStopボタン押されました……。
因みに、この曲の作者のAva
はLenny LeBlancの嫁さんです。
このブログのカテゴリーを眺めていて、この曲があるとすれば「ほんわか・まったり」だなぁ、と思いました。
アイ・パッチのレイ・ソーヤーも亡くなってしまって、さびしい限りですが、
こんなハート・ウォーミングな曲を残してくれて感謝、感謝です。
ほんと、そっちの方面でも解釈は可能なものの、淋しいものどうしの心の繋がりととらえたいんですよね。そんなカンジのほんわか優しい曲だと思います。
「夜を一緒に」ですし、その他結構積極的な歌詞が並んでますから、下心はあるのでしょうけど、それをあまり感じさせない、なんか自然なカンジの、なんかリラックスさせるカンジの、ちょっと不思議な曲です。